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安岡正篤一日一言ss 9月11日 楽しむ
『論語』に曰く
「之(これ)を知る者は、
之を好む者に如(し)かず。
之を楽しむ者に如かず」
と。
知ることは本来余り価値がない。
これに対して、好むことは対象を自分の情緒の中に
入れることであって、身になる。
更(さら)に深く理性や潜在意識の働きが加わると、
これを楽しむという。全ては楽しむという境地に到って、
初めて渾然(こんぜん)として具体化してくる。
つまり人間そのもの、生活そのもの、
行動そのものになるからだ。学問もこの境地に達して
こそ本物である。
*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言
六中観 [正篤 ]
忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。
甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右